FP3級過去問題 2013年1月学科試験 問44

問44

円貨を米ドルに換えて、米ドル建て外貨預金に10,000ドル預け入れる場合、下記の〈為替レート〉によるとすれば、預入時に必要な円貨の額は()である。
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  1. 790,000円
  2. 780,000円
  3. 770,000円

正解 1

問題難易度
肢172.3%
肢26.2%
肢321.5%

解説

預金者が、銀行等の金融機関で外貨と円とを交換する際に適用される為替レートにはTTSとTTBがあります。TTSとTTBは、TTM(仲値)に金融機関の為替手数料を足して設定されます。
TTS(対顧客電信相場)
預金者が円を外貨に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を売る(Sell)相場なので"TTS"。
TTB(対顧客電信相場)
預金者が外貨を円に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を買う(Buy)相場なので"TTB"。
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設問のケースでは、預金者の円を米ドルに換えるため適用される為替レートはTTS(79円/1米ドル)です。必要な円貨の額は、

 79円×10,000米ドル=790,000

したがって[1]が適切です。