FP3級過去問題 2012年1月学科試験 問12

問12

インデックス型の株式投資信託とは、個別銘柄の選択により、日経平均株価などのベンチマークを上回る運用成績を目指す投資信託である。

正解 

問題難易度
29.1%
×70.9%

解説

投資信託は、運用の指標とする基準(ベンチマーク)に対して、どのような運用成果を目指すかによって次の2つに分けることができます。
アクティブ型
個別銘柄の選択により、特定の指標を上回る運用成果を目指す運用スタイル
・銘柄の売買や入替えを能動的に繰り返して高い収益を狙う
インデックス型(パッシブ型)
ベンチマークに連動する運用成果を目指す運用スタイル
・市場平均と同じ程度の運用成績を目標とする
インデックス型はパッシブ(受動的)型とも呼ばれ、日経225やTOPIX、NYダウなどの指標に連動した運用成績を目指すタイプの投資信託です。銘柄選定のコストが小さい分、アクティブ型と比較すると信託報酬が安いことが多く、投資市場全体の成長に投資できる利点があります。

設問の説明は「ベンチマークを上回る…」という記述があるのでアクティブ型投資信託についての説明であると判断できます。よって[誤り]です。