FP3級過去問題 2011年9月学科試験 問42

問42

株式投資信託の投資手法のうち、()・アプローチでは、金利や為替、景気動向といった広い視点から分析を開始し、その見通しに沿って投資する資産や業種の配分等を決め、最後に個別銘柄の選定をするという手順をとる。
  1. トップダウン
  2. ボトムアップ
  3. インデックス

正解 1

問題難易度
肢154.1%
肢227.8%
肢318.1%

解説

株式投資信託に銘柄を組み入れていくアプローチの仕方は、以下の3つに大別することができます。
トップダウン・アプローチ
経済・社会・政治などを取り巻く環境の分析から業種別や国・地域別の比率を決めてその中で組み入れ銘柄を選んで投資する方法
ボトムアップ・アプローチ
個別企業の訪問リサーチや企業別業績などで魅力のある銘柄を選んでポートフォリオを構築する方法
マーケット・ニュートラル
相関する2銘柄以上の買いと売りを組み合わせ、市場全体の変動に対して中立(ニュートラル)な立場を保ったまま、収益の獲得を目指す方法
設問の方法はマクロ的視点を重視した方式なのでトップダウン・アプローチになります。