FP3級過去問題 2011年9月学科試験 問39

問39

生命保険契約において、保険料の払込みがないまま払込猶予期間を経過した場合に、その契約の()の一定範囲内で保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させる制度を()という。
  1. ① 責任準備金  ② 復活
  2. ① 責任準備金  ② 自動振替貸付
  3. ① 解約返戻金  ② 自動振替貸付

正解 3

問題難易度
肢14.1%
肢220.5%
肢375.4%

解説

保険料の払込みには一定の猶予期間がありますが、保険料の支払いが困難な状態に陥るなど期日までに保険料を払い込めない場合、その契約の解約返戻金の一定範囲内で、保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させることができます。この制度を自動振替貸付制度といいます。自動振替貸付によって立て替えられた金額には利息が発生します。

なお「復活」とは、猶予期間が過ぎても保険料の払込みがなく失効してしまった契約でも、一定の条件を満たし、保険会社の承諾を得られれば保険契約を元に戻すことができる制度です。

したがって[3]が適切です。