FP3級過去問題 2011年9月学科試験 問10

問10

生命保険の保険料の計算における「大数の法則」とは、保険契約者から払い込まれる保険料の総額と予定運用収益との合計額が、保険会社の支払う保険金の総額と予定経費との合計額に等しくなることをいう。

正解 

問題難易度
28.3%
×71.7%

解説

生命保険の保険料は、確率論や統計学に基づいて数理的に決定されています。その根拠となるのは以下の2つの原則です。
大数の法則
サイコロを振り続けると各出目の出現率が理論上の1/6に近づくように、数が少なく不確定なことでも、集団になると一定の法則が成り立つこと
収支相等の原則
契約者全体が支払う保険料の総額と保険会社が受取人全体に支払う保険金の総額が等しくなるように保険料を計算すること
設問の記述は「収支相等の原則」の説明なので[誤り]です。