FP3級過去問題 2011年5月学科試験 問36

問36

生命保険において、()は、破綻した生命保険会社の保険契約者等を保護するため、救済保険会社に対する資金援助や、自らが受け皿となって破綻保険会社の保険契約の引受け等を行う。
  1. 生命保険協会
  2. 生命保険契約者保護機構
  3. 預金保険機構

正解 2

問題難易度
肢16.5%
肢290.6%
肢32.9%

解説

生命保険契約者保護機構は、保険業法に基づく法人であり、生命保険の契約者等の保護を図ることを目的として設立されました。国内で事業を行う全ての生命保険会社に加入が義務付けられていて、生命保険会社が破綻した場合には、機構により破綻保険会社の保険契約の移転等における資金援助、補償対象保険金の支払に係る資金援助等が行われる仕組みとなっています。補償限度は、高予定利率契約を除き、破綻時点における補償対象契約の責任準備金等90%と定められています。

したがって[2]が適切です。
  1. 生命保険協会は、日本国内で営業している生命保険会社が加盟する業界団体です。
  2. 正しい。
  3. 預金保険機構は、金融機関が破綻した場合に、預金者等の保護や資金決済の確保を図るための組織です。