FP3級過去問題 2008年9月学科試験 問33

問33

住宅ローンの繰上返済の方法の1つである期間短縮型とは、通常、繰上後の毎回返済額が()、残りの返済期間を短縮する方法である。
  1. 変わらずに
  2. 増額されて
  3. 減額されて

正解 1

問題難易度
肢166.8%
肢225.4%
肢37.8%

解説

繰上げ返済とは、返済期間の短縮や返済額の軽減を目的に、毎月の返済とは別にローンの一部(または全部)を前倒して返済することです。

住宅ローンの繰上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。
①期間短縮型
返済額は変更せずに残りの返済期間を短縮する
返済額軽減型よりも支払い利息を減少させる効果が高い
②返済額軽減型
返済期間は変更せずに毎回の返済額を減額する
●支払利息を減らしつつ、毎月の家計の負担を軽減できる
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期間短縮型の繰上げ返済を行って残りの返済期間が短縮されても、毎月の返済額は繰上げ返済の実施前と変わりません。したがって[1]が正解です。