FP3級過去問題 2008年5月学科試験 問59

ご注意ください。
法令改正により、この問題の記述は現行の内容と異なっている可能性があります。

問59

被相続人Aの親族関係図は下記のとおりである。この場合、遺産に係る基礎控除額は、()円になる。
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  1. 8,000万
  2. 9,000万
  3. 1億

正解 3

解説

遺産に係る基礎控除額は以下の式で計算されます。

 5,000万円+(1,000万円×法定相続人の数)

算出するためには、まず法定相続人の範囲を決定しなくてはなりません。法定相続人の考え方ですが、死亡した人の配偶者は常に相続人となり、配偶者以外の人は、「子」→「直系尊属」→「兄弟姉妹」の順序で配偶者と一緒に相続人になります。

設問のケースでは、まず存命中の配偶者が法定相続人になります。そして第1順位の子がいるので、法定相続人の範囲は「配偶者と子」になります。また「子D」は既に死亡してますが、その子供である「孫F」「孫G」がいるので、「子D」の法定相続分は「孫F」および「孫G」により代襲相続されます。したがって法定相続人は「配偶者B」「子C」「子E」「孫F」「孫G」の5人です。このため遺産に係る基礎控除額は、以下のように算出されます。

 5,000万円+(1,000万円×5)=1億円

したがって[3]が適切です。

税法改正により、平成27年1月1日以降は「3,000万円+(600万円×法定相続人の数)」になりました。