FP3級過去問題 2008年5月学科試験 問36

問36

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社にどの程度の保険金等の支払余力があるかを示す指標であるが、一般に、この値が()%以上あることが健全性の目安になるといわれている。
  1. 100
  2. 150
  3. 200

正解 3

問題難易度
肢14.0%
肢25.6%
肢390.4%

解説

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社が、予測を超えるリスクに対する保険金等の支払い余力をどの程度有しているかを示す指標です。ソルベンシー=支払能力、マージン=余裕・余白という意味なので、値が大きければ大きいほど良いということになります。
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ソルベンシー・マージン比率は、保険会社の経営の健全性を判断するための基準として保険業法に規定され、行政上ではこの数値が200%以上であれば経営の健全性が確保されていると判断されます。200%を下回った場合には、その状況に応じて金融庁による早期是正措置の対象となります。

したがって[3]が適切です。