相続と税金(全120問中6問目)

No.6

相続税額の計算上、死亡退職金の非課税金額の規定による非課税限度額は、「()×法定相続人の数」の算式により算出される。
  1. 500万円
  2. 600万円
  3. 1,000万円
2024年1月試験 問59

正解 1

問題難易度
肢170.1%
肢225.6%
肢34.3%

解説

被相続人の死亡により、法定相続人が受け取った死亡退職金や死亡保険金は、遺族の生活保障を担うための金銭であることから、それぞれについて以下の式で求められる金額を限度として非課税となります。非課税限度額を超える部分が相続税の課税対象です。

 非課税限度額=500万円×法定相続人の数

したがって[1]が適切です。

【※参考】
相続を放棄した人は、本規定の適用を受けることができません。
法定相続人の数には、相続の放棄した人も含めます。
法定相続人の数に算入できる養子の数は、被相続人に実子がいれば1名まで、そうでなければ2名までです。