不動産の有効活用(全27問中23問目)

No.23

不動産投資の採算性を示す指標の1つである()は、年間賃料収入を投資額で除して算出する。
  1. 単純利回り
  2. ネット利回り
  3. 内部収益率
2014年1月試験 問51

正解 1

問題難易度
肢173.8%
肢26.2%
肢320.0%

解説

不動産の有効活用や投資の採算性を示す指標として、投資利回りなどが用いられます。
単純利回り(表面利回り)
投資額に対する年間収入額の割合
●単純利回り(%)=年間収入額÷投資額×100
ネット利回り(実質利回り、純利回り、NOI利回り)
投資額に対する年間利益額(年間収入額から年間支出額を除いた額)の割合
●ネット利回り(%)=年間収入額-年間費用投資額×100
※Net Operating Incomeの略で純収益という意味です。
内部収益率
投資に必要な支出額の現在価値の総和と、投資によって得られる収益の現在価値の総和が等しくなるような割引率のこと
この設問の記述では「年間賃料収入を投資額で除す」とあるので、指標名は単純利回りになります。したがって正解は[1]です。