所得税の仕組み(全68問中14問目)

No.14

所得税においては、原則として、超過累進税率が採用されており、課税所得金額が多くなるに従って税率が高くなる。
2020年1月試験 問16

正解 

問題難易度
95.4%
×4.6%

解説

所得税は、課税対象金額をいくつかの段階に分け、その金額が高くなるにつれて税率が高くなる超過累進税率です。現在は5%~45%の7段階に区分されています。
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超過累進税率とは、ざっくり言えば「ある基準額を超えた分は高い税率で計算する」という方式です。例えば課税総所得金額が600万円の人の場合、
  • 195万円までの金額には5%
  • 195万円超330万円までの金額には10%
  • 330万円超600万円までの金額には15%
というように金額の部分ごとに該当区分の税率で計算されるイメージです。

したがって[1]が正解です。なお、FP3級ではあまり問われませんが贈与税や相続税も超過累進税率です。

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