金融派生商品(全11問中4問目)
No.4
オプション取引において、特定の商品を将来の一定期日にあらかじめ決められた価格で買う権利のことを(①)・オプションといい、他の条件が同じであれば、一般に、満期までの残存期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は(②)なる。- ① コール ② 高く
- ① コール ② 低く
- ① プット ② 低く
2021年9月試験 問44
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正解 1
問題難易度
肢167.1%
肢226.5%
肢36.4%
肢226.5%
肢36.4%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
オプション取引とは、将来の決められた期日または期間内に、原資産を特定の価格で売買する「権利」に関する取引です。買う権利のことをコール・オプション、売る権利のことをプット・オプションといいます。満期までの残存期間が長いということは、それだけ原資産の価格が変動する可能性も大きいということです。オプションの買い手がその権利を行使するには、満期日に原資産の価格が権利行使価格に達していなければなりませんから、原資産の価格変動幅が大きいということはオプションの買い手にとって期待値が上がる要因となります。このため、オプションの買い手が売り手に支払うプレミアム(オプション料)は残存期間が長いほど高くなります。残存期間とプレミアムの関係は、コール・オプション/プット・オプションで共通です。
したがって、①コール、②高く となる[1]の組合せが適切です。
※残存期間とオプション料の関係はこれまでFP2級以上で出題される論点ですが、3級でも出題されるようになりました。今後も出題が予想されるので、少し難しいですがオプションの属性とプレミアムと関係の表を参考に掲載しておきます。
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