外貨建て商品(全32問中2問目)

No.2

外貨預金の預入時において、預入金融機関が提示する()は、預金者が円貨を外貨に換える際に適用される為替レートである。
  1. TTB
  2. TTM
  3. TTS
2023年9月試験 問45

正解 3

問題難易度
肢119.2%
肢23.2%
肢377.6%

解説

預金者が、銀行等の金融機関で外貨と円とを交換する際に適用される為替レートにはTTSとTTBがあります。TTSとTTBは、TTM(仲値)に金融機関の為替手数料を足して設定されます。
TTS(対顧客電信相場)
預金者が円を外貨に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を売る(Sell)相場なので"TTS"。
TTB(対顧客電信相場)
預金者が外貨を円に交換するときの為替レート。
⇒銀行側から見て外貨を買う(Buy)相場なので"TTB"。
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預金者が円を外貨に交換する際に適用されるレートはTTSです。したがって[3]が正解です。

【参考】
TTMは、TTSとTTBの基準となる価格で、TTM(対顧客電信売買相場値)金融機関の為替手数料を上乗せしたレートがTTSとTTBとなります。仮に、TTMが1米ドル100円、為替手数料が1米ドル当たり0.5円だったとすると、TTSは「100円+0.5円=100.5円」、TTBは「100円-0.5円=99.5円」というように設定されます。