預貯金・金融類似商品(全30問中13問目)

No.13

1,000,000円を利率(年率)3%で3年間複利運用(1年複利)した場合、税金や手数料等を考慮しなければ、3年後の元利合計金額は()となる。
  1. 1,090,000円
  2. 1,092,727円
  3. 1,093,443円
2013年9月試験 問41

正解 2

問題難易度
肢16.7%
肢283.2%
肢310.1%

解説

仮に100万円を年利1%で運用すれば1年後には「100万円×1.01=101万円」になり、さらに101万円を1年間運用すると2年後には101万円に対して1%の利子が付いて「101万円×1.01=102万1,000円」になります。このように、複利運用では利子にも利子が付くので雪だるま式に増えていきます。

ある金額を1年複利で一定期間運用した場合の元利合計金額は、次の式で計算します。

 n年後の元利合計金額=元金×(1+年利率)n

設問のケースでは年利3%(=0.03)、運用期間が3年ですから、

 1,000,000円×1.033
=1,000,000円×1.092727
1,092,727

したがって[2]が適切です。