ライフプランニングの考え方・手法(全60問中49問目)

No.49

Aさんは、毎年一定額を年利1%で複利運用しながら積み立てて、10年後に200万円を用意したいと考えている。この場合の毎年の積立金額は、200万円に利率1%・期間10年の()を乗じることにより求められる。
  1. 減債基金係数
  2. 年金終価係数
  3. 現価係数
2011年1月試験 問31

正解 1

問題難易度
肢167.8%
肢219.1%
肢313.1%

解説

資金計画を立てる際に用いる係数には以下の6つがあります。
終価係数
現在の金額を一定利率で複利運用した場合のn年後の元利合計額を求める
現価係数
一定利率で複利運用するとして、n年後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合のn年後の元利合計額を求める
減債基金係数
n年後に一定金額に達するために必要な毎年の積立額を求める
資本回収係数
現在の金額をn年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める
年金現価係数
n年間にわたり一定金額を受け取るために必要な元本を求める
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「毎年一定金額を積み立て」とくれば、使うのは「年金終価係数」または「減債基金係数」のどちらかです。設問のケースでは目標金額に達するために必要な「毎年の積立金額」を知りたいので減債基金係数を用います。

したがって[1]が適切です。