ライフプランニングの考え方・手法(全60問中43問目)

No.43

利率(年率)3%で複利運用しながら、今後15年間にわたって毎年20万円を受け取る場合、最低限必要となる元金の額は、()である。なお、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用し、答は万円未満を切り上げるものとする。
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  1. 193万円
  2. 239万円
  3. 372万円
2012年1月試験 問31

正解 2

問題難易度
肢13.2%
肢279.6%
肢317.2%

解説

資金計画を立てる際に用いる係数には以下の6つがあります。
終価係数
現在の金額を一定利率で複利運用した場合のn年後の元利合計額を求める
現価係数
一定利率で複利運用するとして、n年後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合のn年後の元利合計額を求める
減債基金係数
n年後に一定金額に達するために必要な毎年の積立額を求める
資本回収係数
現在の金額をn年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める
年金現価係数
n年間にわたり一定金額を受け取るために必要な元本を求める
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「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使うのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは毎年の取り崩す金額が決まっており、そのために必要な元本を知りたいため「年金現価係数」を用います。

 20万円×11.9379=238.758万円
(円未満切り上げ)239万円

したがって[2]が適切です。