企業年金・個人年金等(全31問中31問目)

No.31

確定拠出年金の企業型年金は、事業主(企業)が掛金を拠出し、事業主(企業)が運用の方法を選ぶ制度であるため、加入者(従業員)各自が運用方法を選ぶことはできない。
2008年9月試験 問5

正解 

問題難易度
16.9%
×83.1%

解説

確定拠出年金は、拠出された掛金が個人ごとに明確に区分され、掛金とその運用収益との合計額をもとに年金給付額が決定される年金制度です。確定拠出年金では、加入者自らが自己責任で掛金の運用指図を行い、その運用結果に応じて将来の受取額が変動します。企業が掛金を拠出する企業型年金と、加入者自身が掛金を拠出する個人型年金(iDeCo)があります。

確定拠出年金は、貯金、投資信託、保険商品等から掛金の運用先や拠出割合を加入者自らが選択します。投資リスクを各加入者が負うため、運用が不調であれば年金額が減ることもあり得ます。したがって記述は[誤り]です。