ライフプランニングの考え方・手法(全60問中28問目)

No.28

毎年一定時期に一定額を積み立て(年利率3%の複利運用)、20年後に1,000万円となる貯蓄計画においては、毎年の積立金額は()となる。なお、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用し、手数料や税金等については考慮しないものとする。
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  1. 372,000円
  2. 672,000円
  3. 553,700円
2015年10月試験 問31

正解 1

問題難易度
肢181.4%
肢212.1%
肢36.5%

解説

資金計画を立てる際に用いる係数には以下の6つがあります。
終価係数
現在の金額を一定利率で複利運用した場合のn年後の元利合計額を求める
現価係数
一定利率で複利運用するとして、n年後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合のn年後の元利合計額を求める
減債基金係数
n年後に一定金額に達するために必要な毎年の積立額を求める
資本回収係数
現在の金額をn年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める
年金現価係数
n年間にわたり一定金額を受け取るために必要な元本を求める
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「毎年一定金額を積み立て」とくれば、使うのは「年金終価係数」または「減債基金係数」のどちらかです。設問のケースでは目標金額に達するために必要な「毎年の積立金額」を知りたいので「減債基金係数」を用います。

 1,000×0.0372=37.2(万円)

したがって[1]が適切です。