企業年金・個人年金等(全31問中2問目)

No.2

国民年金基金の給付には、老齢年金と遺族一時金がある。
2024年5月試験 問5

正解 

問題難易度
50.4%
×49.6%

解説

国民年金基金は、自営業者などの第1号被保険者が任意で加入することで、将来の老齢基礎年金に上乗せした年金を受け取れる国の公的な年金制度です。国民年金のみの第1号被保険者と厚生年金にも加入する第2号被保険者(会社員など)との受け取れる年金額の差を埋め、第1号被保険者の老後の所得保障の役割を担っています。
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国民年金基金は、60歳または65歳から掛金に応じて受け取れる老齢年金と、年金の受け取り開始前に加入者が死亡したときに支払われる遺族一時金があります。障害給付はないことがポイントです。したがって記述は[適切]です。

国民年金基金と同じく自助の年金制度として確定拠出年金がありますが、こちらは老齢給付、死亡給付、障害給付の3本立てです。違いを押さえておきましょう。