2011年5月試験 学科 問38 解説について
immoさん
(No.1)
例えば、保険価額1,000万円の建物に保険金額600万円の損害保険をかけていて、500万円の損害が発生したケースの保険金は、次のように計算されます。
500万円×(600万円÷1,000万円)=300万円
過去問道場の解説では、上記の例えと織り交ぜて比例てん補による
補償額の計算式が、
損害てん補額=損害額×(保険金額÷保険価額)と記載されており、
個人購入したテキストには、
損害保険金=損害額×{保険金÷(保険価額×80%)}と記載されているのですが、
どちらが正しいのでしょうか?
※テキストに記載されている80%とは、契約時の保険金額が保険価額の80%以上であるかどうかによって支払額の算定方法が異なるとのことで、記載した公式は保険金額が保険価額の80%未満の場合の公式となります。
無知でお聞きするのも大変お恥ずかしいのですが、、ご教示のほどよろしくお願いいたします。
2022.05.07 22:19
ssr-yasuyuさん
(No.2)
お答えしますね。
本来、保険法には、比例てん補について、解説のような
損害てん補額=損害額×(保険金額÷保険価額)と定められています。
しかし、この規定は任意規定なんです。
「任意規定」とは、別にこの規定に縛られることなく、当事者で規定を決めて良いのです。
だから各損保会社は約款で、お使いのテキストのようにほぼ全ての損保会社で下記のように決めています。
↓
損害保険金=損害額×{保険金÷(保険価額×80%)}
ただ、原則は保険法なんで、解説にはそう載せているんです。
お使いのテキストは約款に従った記載なんですね。
2022.05.18 20:52
広告
返信投稿用フォーム
広告