相続財産の評価(不動産)(全30問中4問目)

No.4

個人が、自己が所有する土地に賃貸マンションを建築して賃貸の用に供した場合、相続税額の計算上、当該敷地は貸宅地として評価される。
2022年5月試験 問29

正解 ×

問題難易度
42.1%
×57.9%

解説

相続税評価における土地の区分には、大きく分けて次の4つがあります。
自用地
土地の所有者が自ら使用している土地(更地含む)
借地権
借地権等の設定を受けて借りている土地
貸宅地
借地権の設定をして貸している土地
貸家建付地
土地所有者自らが所有する貸家の敷地となっている土地
貸宅地とは、自分の所有する土地を借地権の設定などで他人に貸している場合の、その土地をいいます。設問のケースでは、自己の所有する土地に自己の所有する貸家を建築しているため「貸家建付地」に分類されます。

したがって記述は[誤り]です。
29.png./image-size:505×212

この問題と同一または同等の問題