不動産の有効活用(全26問中3問目)

No.3

土地の有効活用において、一般に、土地所有者が入居予定の事業会社から建設資金を借り受けて、事業会社の要望に沿った店舗等を建設し、その店舗等を事業会社に賃貸する手法を、建設協力金方式という。
2023年5月試験 問25

正解 

問題難易度
77.4%
×22.6%

解説

FP試験で問われる土地の活用方式には次の6種類です。
自己建設方式
土地の所有者が計画、建築、運営などをすべて自分で行う
事業受託方式
専門業者に土地活用のすべてを委任する
土地信託方式
信託銀行に土地や建物を信託し、信託配当金を受け取る
等価交換方式
土地の所有者が提供した土地に、業者が建物を建築し、出資比率に応じて土地・建物の権利を配分する
建設協力金方式
入居予定のテナントから建設協力金を集め、それを元手に建物を建築し、建物を賃貸して賃料収入を得る
定期借地権方式
定期借地権を設定して土地を貸し、賃貸料を受け取る
入居予定の事業者(テナント)から保証金や協力金という名目で資金を借り、それを元手に建築した建物をその事業者に賃貸して賃料を得る活用方法は「建設協力金方式」です。したがって記述は[適切]です。