不動産の有効活用(全26問中17問目)

No.17

土地の有効活用方式のうち、一般に、土地所有者が土地の全部または一部を拠出し、デベロッパーが建設費等を拠出して、それぞれの出資比率に応じて土地・建物に係る権利を取得する方式を()という。
  1. 等価交換方式
  2. 事業受託方式
  3. 定期借地権方式
2016年1月試験 問55

正解 1

問題難易度
肢175.8%
肢219.1%
肢35.1%

解説

FP試験で問われる土地の活用方式には次の6種類です。
自己建設方式
土地の所有者が計画、建築、運営などをすべて自分で行う
事業受託方式
専門業者に土地活用のすべてを委任する
土地信託方式
信託銀行に土地や建物を信託し、信託配当金を受け取る
等価交換方式
土地の所有者が提供した土地に、業者が建物を建築し、出資比率に応じて土地・建物の権利を配分する
建設協力金方式
入居予定のテナントから建設協力金を集め、それを元手に土地所有者が建物を建築し、建物を賃貸して賃料収入を得る
定期借地権方式
定期借地権を設定して土地を貸し、賃料収入を得る
「出資比率に応じて土地・建物に係る権利を取得する」という記述から等価交換方式とわかります。したがって[1]が適切です。

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