不動産に関する法令上の規制(全140問中127問目)

No.127

市街化区域外にある農地を農地以外のものにするため、所有権を移転する場合には、原則として、()による転用の許可が必要となる。
  1. 都道府県知事
  2. 市町村長
  3. 国土交通大臣
2010年9月試験 問52

正解 1

問題難易度
肢174.8%
肢219.2%
肢36.0%

解説

農地法は、食料の安定的な確保のために、農地と耕作者を保護することを目的とする法律です。国内の農地が減少すると食料の安定供給に支障を来すため、農地の権利移動をしたり、農地を農地以外に転用したりする場合には、原則として農地法に基づく許可を受けなければなりません。
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上図のように転用をする場合には、原則として都道府県知事等の許可が必要です。ただし、積極的に市街化を図りたい市街化区域内の農地に関しては、あらかじめ農業委員会へ届出をすれば、都道府県知事等の許可は不要ということになっています。

したがって[1]が正解です。