所得控除(全108問中85問目)

No.85

所得税の医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額から、保険金等で補てんされる金額および20万円を控除して算出する。
2012年5月試験 問20

正解 ×

問題難易度
14.6%
×85.4%

解説

医療費控除とは、納税者が自分自身または家族のために支払った医療費が1年間(1/1~12/31)に10万円を超えた場合に、その超えた部分に相当する額を所得から控除できる制度です。医療費控除を受けるためには確定申告を行う必要があります。

医療費控除額は以下の式で計算します。

 医療費控除額(最高200万円)=支払った医療費の総額-A-B
 A:保険等で補てんされる金額
 B:10万円と総所得金額等の5%相当額のうち低い方

支払った医療費の総額から差し引くのは10万円です。したがって記述は[誤り]です。