各種所得の内容(全133問中18問目)

No.18

給与所得者が30年間勤務した会社を定年退職し、退職金2,500万円の支給を受けた場合、退職所得の金額の計算上、退職所得控除額は()となる。
  1. 800万円+40万円×(30年-20年)=1,200万円
  2. 800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円
  3. 70万円×30年=2,100万円
2022年1月試験 問47

正解 2

問題難易度
肢17.3%
肢289.5%
肢33.2%

解説

退職所得控除額を求める式は勤続年数によって異なり、本問のように勤続年数20年超の場合は「800万円+70万円×(勤続年数-20年)」を使います。
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勤続年数は30年ですから、退職所得控除額は、

 800万円+70万円×(30年-20年)=1,500万円

したがって[2]の式が正解です。

ちなみに退職所得の金額は以下のように計算します。2分の1にするのは、退職金から退職所得控除額を差し引いた後なので間違えないようにしましょう。

 (2,500万円-1,500万円)×1/2=500万円