預貯金・金融類似商品(全30問中15問目)

No.15

元金1,200,000円を、年利2%(1年複利)で3年間運用した場合の3年後の元利合計額は、税金や手数料を考慮しなければ()となる。なお、算出した金額は円未満を切り捨てている。
  1. 1,272,000円
  2. 1,273,449円
  3. 1,273,824円
2013年1月試験 問41

正解 2

問題難易度
肢15.7%
肢286.8%
肢37.5%

解説

仮に100万円を年利1%で運用すれば1年後には「100万円×1.01=101万円」になり、さらに101万円を1年間運用すると2年後には101万円に対して1%の利子が付いて「101万円×1.01=102万1,000円」になります。このように、複利運用では利子にも利子が付くので雪だるま式に増えていきます。

ある金額を1年複利で一定期間運用した場合の元利合計金額は、次の式で計算します。

 n年後の元利合計金額=元金×(1+年利率)n

設問のケースでは年利2%(=0.02)、運用期間が3年ですから、

 1,200,000円×1.023
=1,200,000円×1.061208
=1,273,449.6
(円未満を切り捨て)1,273,449

したがって[2]が適切です。