関連法規(全21問中21問目)

ご注意ください。
法令改正により、この問題の記述は現行の内容と異なっている可能性があります。

No.21

金融・資本市場を取り巻く環境の変化に対応し、投資者保護のための横断的法制や、貯蓄から投資に向けての市場機能の確保などへの対応を図ることを目的として、証券取引法等を改組し、平成19年9月に施行された法律を、()という。
  1. 金融サービスの提供に関する法律(金融サービス提供法)
  2. 資産の流動化に関する法律
  3. 金融商品取引法
2008年5月試験 問45

正解 3

問題難易度
肢129.5%
肢213.1%
肢357.4%

解説

金融商品取引法は、金融・資本市場をとりまく環境の変化に対応し、利用者保護ルールの徹底と利用者利便の向上、貯蓄から投資に向けての市場機能の確保及び金融・資本市場の国際化への対応を図ることを目指し、証券取引法を改組する形で平成19年9月30日から施行されました。

この法整備の具体的な内容は、大きく分けて次の4つの柱からなっています。
  1. 投資性の強い金融商品に対する横断的な投資者保護法制(いわゆる投資サービス法制)の構築
  2. 開示制度の拡充
  3. 取引所の自主規制機能の強化
  4. 不公正取引等への厳正な対応
参考URL: 金融庁「金融商品取引法について」
 https://www.fsa.go.jp/policy/kinyusyohin/index.html

したがって[3]が正解です。

なお、「金融サービス提供法」は金融商品を販売する際のルールを定めた法律で平成13年施行、「資産の流動化に関する法律」は不動産の証券化に関する法律で平成10年施行です。