マーケット環境の理解(全81問中6問目)

No.6

一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体が保有する通貨量の残高を集計したものを()といい、()が作成・公表している。
  1. ① マネーストック  ② 財務省
  2. ① マネーストック  ② 日本銀行
  3. ① GDP  ② 日本銀行
2023年5月試験 問41

正解 2

問題難易度
肢121.4%
肢275.3%
肢33.3%

解説

マネーストックは、通貨保有主体(一般法人、個人、地方公共団体など)が保有する通貨量の残高を表すもので、日本銀行が毎月公表しています。通貨保有主体には、中央政府と金融機関は含まれません。日本では現在、対象とする通貨の範囲に応じて、「M1」「M2」「M3」「広義流動性」という4つの指標が作成・公表され、景気、物価の動向や先行きを判断する指標として使用されています。
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通貨保有主体が保有する残高の総量は「マネーストック」、マネーストックを作成・公表しているのは日本銀行なので、[2]の組合せが適切です。

なお、GDP(国内総生産)は、一定期間内に国内で生産された財やサービスの付加価値の総額を表す指標で、内閣府が四半期および1年ごとに公表しています。