損害保険(全174問中31問目)

No.31

自動車を運行中にハンドル操作を誤ってガードレールに衝突し、運転者がケガを負った場合に被った損害は、()による補償の対象となる。
  1. 対人賠償保険
  2. 人身傷害(補償)保険
  3. 自動車損害賠償責任保険
2021年9月試験 問38

正解 2

問題難易度
肢14.0%
肢275.4%
肢320.6%

解説

本問の事例はいわゆる自損事故(単独事故)に当たります。
対人賠償保険と自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は自動車事故の被害者の救済を目的としているため、自損事故によって運転者が被ったケガ等は補償されません。

運転者自身や同乗者のケガについて補償をカバーするのが、人身傷害(補償)保険や搭乗者傷害保険です。人身傷害(補償)保険では、運転者・搭乗者が死傷したり後遺障害を被った場合、過失の有無にかかわらず、示談の結果を待たずに治療費などの損害額が補償されます。

したがって[2]の人身傷害(補償)保険が正解です。

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