保険制度全般(全75問中71問目)

No.71

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社にどの程度の保険金等の支払余力があるかを示す指標であり、この値が200%を下回った場合には、監督当局による早期是正措置の対象となる。
2009年5月試験 問6

正解 

問題難易度
91.2%
×8.8%

解説

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社が、予測を超えるリスクに対する保険金等の支払い余力をどの程度有しているかを示す指標です。ソルベンシー=支払能力、マージン=余裕・余白という意味なので、値が大きければ大きいほど良いということになります。
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ソルベンシー・マージン比率は、保険会社の経営の健全性を判断するための基準として保険業法に規定され、行政上ではこの数値が200%以上であれば経営の健全性が確保されていると判断されます。200%を下回った場合には、その状況に応じて金融庁による早期是正措置の対象となります。

したがって記述は[適切]です。