ライフプラン策定上の資金計画(全98問中74問目)

No.74

住宅ローンの返済方式である元利均等返済方式と元金均等返済方式を比較した場合、金利や返済期間等の他の条件が同一であれば、元利金総返済額が少ないのは元金均等返済方式である。
2012年5月試験 問2

正解 

問題難易度
80.8%
×19.2%

解説

住宅ローンの返済方法には「元金均等返済方式」と「元利均等返済方式」があります。それぞれの特徴は次のとおりです。
①元金均等返済方式
返済期間を通じて、毎月返済する元金が一定である返済方法。完済に近づくにつれ毎月の返済額が減少していく。
元金を早く返済する分だけ元金につく利息を減らすことができるため、その他の条件が同じであれば、利息を含めた総返済金額は元利均等返済方式よりも少なくなる。
②元利均等返済方式
返済期間を通じて、毎月の返済額が一定である返済方法。完済に近づくにつれ、返済額に占める利息の割合が減り、元金の割合が増えていく
総返済金額は元金均等返済方式よりも多くなるが、返済額が一定であるため返済計画を立てやすい、返済開始当初の負担が少ないというメリットがある。
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元金均等返済方式は、返済初期において元金に充当される額が多い分だけ、元利均等返済方式に比べて総支払い利息が少なく、それに応じて総返済金額も少なくなります。したがって記述は[適切]です。