公的年金(全116問中74問目)

No.74

2022年4月1日以降に60歳以上になる人が、老齢基礎年金の繰上げ支給をする場合、その減額率は、()に繰上げ請求月から65歳到達月の前月までの月数を乗じて得た率となる。
  1. 0.4%
  2. 0.5%
  3. 0.7%
2014年5月試験 問34

正解 1

問題難易度
肢180.8%
肢24.7%
肢314.5%

解説

老齢基礎年金の受給開始年齢は原則として65歳ですが、申請により繰上げ支給繰下げ支給ができます。これらを行うと65歳到達月から前後させた月数に応じて老齢基礎年金額が加減されます。
繰上げ支給
年金受給を60歳~64歳から開始するように早めること
「繰り上げた月数×0.4」の割合で年金額が減額される
※1962年4月1日以前生まれの人は0.5%
繰下げ支給
年金受給を66歳~75歳から開始するように遅らせること
「繰り下げた月数×0.7%」の割合で年金額が増額される
繰上げ支給の減額率は、繰上げ1月につき0.4%なので[1]が適切です。

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