ライフプランニングの考え方・手法(全59問中57問目)

No.57

元本100万円を、年利2%で10年間複利運用する場合の元利合計金額を求めるには、()を使用するとよい。
  1. 年金終価係数
  2. 終価係数
  3. 減債基金係数
2008年9月試験 問31

正解 2

問題難易度
肢119.6%
肢269.9%
肢310.5%

解説

資金計画を立てる際に用いる係数には以下の6つがあります。
終価係数
現在の金額を一定利率で複利運用した場合のn年後の元利合計額を求める
現価係数
一定利率で複利運用するとして、n年後に一定金額に達するために必要な元本を求める
年金終価係数
毎年一定金額を積み立てた場合のn年後の元利合計額を求める
減債基金係数
n年後に一定金額に達するために必要な毎年の積立額を求める
資本回収係数
現在の金額をn年間で取り崩した場合の毎年の受取額を求める
年金現価係数
n年間にわたり一定金額を受け取るために必要な元本を求める
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「一定額の元本を複利運用する」とくれば、使うのは「終価係数」または「現価係数」のどちらかです。設問のケースでは、元本が分かっていて、それを一定期間にわたり複利運用したときの「元利合計額」を知りたいので終価係数を用いるのが適切です。したがって[2]が適切です。